プロフェッショナル認定の資格、再認定基準
認定の資格、及び再審査は全て日本語で対応します
DRII の4つのプロフェッショナル認定

DRI インターナショナル(DRII)は、4つのレベルの世界に通用するプロフェッショナルの認定を提供しており、DRII の認定は、世界で高く評価され、認められています。
DRII の認定は、個人に対する事業継続管理の卓越した能力、及び組織に対しては Resilience の組織としての「優秀さの証し」を示します。
特に DRII の認定により、業界におけるプロフェッショナルとしての、適性レベルに到達するための取り組みが認められています。
DRII の個人に対する事業継続(BCP/M)の認定には、ABCP、CFCP、CBCP、MBCP があります。組織に対する評価は REAP プログラムを使用します(「組織の認証プログラム」参照)。
※ 認定資格試験に合格するだけでは、DRII の各認定は取得できません。試験合格後、各認定取得希望の方には、下記の手順で申請依頼書をお送りしますので、記入後返送してください。日本語で申請でき、CFCP、CBCP は日本での認定委員会により承認を行い、DRII から認証が送られます。 申請方法は下記にあります。
なお、MBCP は今年4月から、日本語で受験できます。その場合はBCP601コースを受講されることを勧めます。MBCP の試験の合格は、プロフェショナル・プラクティス10項目のうち7項目で、5年以上の経験が求められます。詳しくはDRIジャパンに問い合わせ願います。
プロフェッショナル認定の申請条件 - 経験や実績
① アソシエート・ビジネス・コンティニュイティ・プロフェッショナル
(Associate Business Continuity Professional: ABCP)
「アソシエート・ビジネス・コンティニュイティ・プロフェッショナル(ABCP)」の認定は、この業界での経験が2年以下で、DRIIの「プロフェッショナ ル・プラクティス」において、エントリー(入門)レベルの実力の方のためのものです。認定後、より上位の認定を受ける場合には、申請が必要になりますが、追加試験は必要ありません。
② サーティファイド・ファンクショナル・コンティニュイティ・プロフェッショナル
(Certified Functional Continuity Professional: CFCP)
「サーティファイド・ファンクショナル・コンティニュイティ・プロフェッショナル(CFCP)」は、知識があり、2年以上の業務経験があることを証明した方のためのものです。「プロフェッショナル・プラクティス」の10項目のうち、3つの項目の経験が必要で、かつその中にコアとなる4項目(3:事業影響分析(BIA)、4:事業継続戦略、6:事業継続計画の作成と導入、8:事業継続計画の演習と更新)のうち1項目が含まれ、実践的な経験を証明することができなければなりません。(日本語で申請可能)
③サーティファイド・ビジネス・コンティニュイティ・プロフェッショナル
(Certified Business Continuity Professional: CBCP)
「サーティファイド・ビジネス・コンティニュイティ・プロフェッショナル(CBCP)」は、知識があり、2年以上の業務経験があることを証明した方のためのものです。「プロフェッショナル・プラクティス」の10項目のうち、5つの項目の経験が必要で、かつその中にコアとなる4項目(3:事業影響分析(BIA)、4:事業継続戦略、6:事業継続計画の作成と導入、8:事業継続計画の演習と更新)のうち2項目が含まれ、実践的な経験を証明することができなければなりません。(日本語で申請可能)
④マスター・ビジネス・コンティニュイティ・プロフェッショナル
(Master Business Continuity Professional: MBCP)
「マスター・ビジネス・コンティニュイティ・プロフェッショナル(MBCP)」は、知識があり、5年以上の業務経験を証明した方のためのものです。「プロフェッショナル・プラクティス」の10項目のうち、7つの項目の経験が必要で、かつその中にコアとなる4項目(3:事業影響分析(BIA)、4:事業継続戦略、6:事業継続計画の作成と導入、8:事業継続計画の演習と更新)の全てが含まれ、実践的な経験を証明することができなければなりません。
**今年4月から、MBCPの認定を日本語で取得出来るようになりました。出来たらBCP601のコースを受講されることを勧めます。希望者はDRIジャパン迄お問い合わせください。
MBCPの各認定の詳しい内容は、DRIのホームページ(認定のページ)をご覧ください。
申請方法
ABCP(初めての申請)
ABCP(初めての申請):試験合格後 ABCP を取得される方は、DRII から送られた合格通知書にあります MyDRI# と送られたパスワードを DRI ジャパン宛(info@dri-japan.jp) に送ってください。メールが届き次第、申し込み依頼書を送りますので必要事項を書き、送金(¥24,200.00:税込み)お願いします。1か月以内で DRII から認証が送られてきます。
ABCP(再度の申請)
毎年更新が必要です。切れる年の年末までに申請及び支払いが必要です。やはり同様に MyDRI# とパスワードをお送りください。メールが届き次第、申し込み依頼書を送りますので必要事項を書き送金を願います。費用は(\15,125.00:税込み)です。DRI ジャパンが処理をし DRII から認証が送られます。
CFCP/CBCP(初めての申請)
試験合格後CFCP/CBCPを取得される方は、過去の活動の審査が必要になります。あなたの活動の(過去10年以内)内容をお送りする認定申請書に記入していただき、該当する基本10項目に何を行ってきたか概要を記してください。注意点は管理者やグループでやったということでなく、あなた自身の行った活動内容です。ご希望される方は、DRIIから送られた合格通知書にあります、MyDRI#と送られたパスワードと、認定申請書の送付をDRIジャパン宛に(info@dri-japan.jp)依頼してください。送られた認定申請書に記入後メールに添付し、こちらに届き次第、申し込み依頼書を送りますので必要事項を書き送金を願います。費用は(¥48,400.00:税込み)です。もし審査結果が合格でないと、その旨連絡させていただきます。その時、改善点等指摘させて頂きます。
CFCP/CBCP(再審の申請)
再審に必要なことは CEAP です。CEAP (Continuing Education Activity Points:このページの下にあります)、いわゆる認証を維持するために必要な経験・活動や勉学をされたかに対して、 2年間で80ポイントを取る必要があります。その審査を受ける為には、このページの下にある CEAP 表を参考にしてください。まずご希望の方は DRII から送られた合格通知書にあります、MyDRI# と送られたパスワードを DRI ジャパン宛(info@dri-japan.jp) に送ってください。同時に必要となる CEAP 表(下記参照)を要望してください。受け取られたCEAP 表の右側の空欄に毎月/毎年行った色々な活動を記してください。該当するポイントを獲得し2年で80ポイントにする必要があります。これも含めてメールしていただけますと、メールが届き次第、申し込み依頼書を送りますので必要事項を書き送金を願います。費用は(\18,150.00税込み)です。こちらで審査した結果、もしポイントの内容が不備でしたら、返送し改善をお願いさせて頂きます(相談にものります)。
再認定基準に必要なポイント(CEAP)
DRII 再認定ガイドライン
(CEAP: Continuing Education Activity Points)
<趣旨>:
認可されている専門領域組織で、日々の活動や、トレーニング、ボランティア―活動等に参加することによって、DRII の(再)認定の単位を、どのように取得してくかを、明らかにしたものです。
(再)認定単位に対する認可されている専門領域とは:
- 監査
- 事業継続(BC)
- 危機管理
- 緊急管理
- 災害復旧
- ヘルスケア―提供者
- リスクマネジメント
<全ての DRI 認定者の必要条件>
合計80ポイントを、暦年(1月から始まる)ベースで、2年間に渡って溜める
CEAP #
|
活動 (ACTIVITY)
|
行事や活動 ごとに対する ポイント |
2年間の 最大 ポイント数 |
1.0 |
認可されている専門領域(上記)で、100%専門的に行っている国内・国際的な組織に所属、或は入会している
ポイントは毎年得られます。 |
3 ポイント |
18 ポイント |
2.0 |
認可されている専門領域で専門的に行っていないが、それを含んでいる国内・国際的な組織に、所属、或は入会している。
ポイントは毎年得られます。 |
2 ポイント |
12 ポイント |
3.0 |
許可されている専門領域で、100%専門的に行っている地域や地元の組織に所属、或は入会している。
ポイントは毎年得られます。 |
3 ポイント |
18 ポイント |
4.0 |
認可されている専門領域で、100%専門的に行っている組織の正式の会合に出席している。
「正式の会合」とは、「文書化した協議事項がある」と定義します。 |
1時間出席ごとに 1ポイント |
48 ポイント |
4.1 |
全てが非営利で、かつインターナショナルの生徒に対する |
1時間出席ごとに 1ポイント |
48 ポイント |
4.2 |
全てが営利 |
1時間当り 1/2ポイント |
24 ポイント |
5.0 |
認可されている専門領域で専門的に行っていないが、それを含んでいる、組織の正式な会合に出席している
「正式の会合」とは、「文書化した協議事項がある」と定義します。 |
1 時間出席ごとに 1ポイント |
24 ポイント |
5.1 |
全てが非営利で、かつインターナショナル の生徒に対する. |
1 時間出席ごとに
1ポイント |
24 ポイント |
5.2 |
営利を目的にした組織 |
1時間当たり1/2ポイント |
32 ポイント |
6.0 |
認可されている専門領域で、100%専門的に行っているカンファレンスに出席している |
1 時間出席 ごとに 1ポイント |
64 ポイント |
CEAP #
|
活動 (ACTIVITY)
|
行事や活動 ごとに対する ポイント |
2年間当たり 最大の ポイント |
7.0 |
認可されている専門領域で専門的に行っていないが、それを含んでいる、カンファレンスに出席
プロに対する授賞式/イベントを含む |
1時間出席ごとに 1ポイント |
8 ポイント |
7.1 |
全てが非営利で、かつインターナショナル の生徒に対する |
1時間出席ごとに 1ポイント |
8 ポイント |
7.2 |
営利を目的にした組織 |
1時間出席ごとに 1/2ポイント |
4 ポイント |
9.0 |
認可されている専門領域で、100%専門的に行っている会合、ワークショップやセミナーで講演する |
||
9.1 |
会社内で話をする機会 |
2 ポイント |
12 ポイント |
9.2 |
社外での話をする機会 |
6 ポイント |
30 ポイント |
9.3 |
全てが非営利で、かつインターナショナル の生徒に対する |
2 ポイント |
12 ポイント |
9.4 |
営利を目的にした組織 |
1時間出席ごとに 3ポイント |
15 ポイント |
10.0 | 認可されている専門領域で専門的に行っていないが、それを含んでいる、会合、ワークショップやセミナーで講演する | ||
10.1 | 会社内で話をする機会 |
1 ポイント |
6 ポイント |
10.2 | 社外での話をする機会 |
2 ポイント |
10 ポイント |
10.3 |
全てが非営利で、かつインターナショナル の生徒に対する |
時間当たり 1ポイント |
5 ポイント |
10.4 |
営利を目的にした組織 |
出席の時間当たり 1/2ポイント |
3 ポイント |
11.0 |
認可されている専門領域で、100%専門的に行っている社内のニューズレターの編集者として勤める |
編集当たり 1ポイント |
24 ポイント |
12.0 |
認可されている専門領域で、100%専門的に行っている会社を、支援する教育のワークショップ、またはセミナーを開発する |
5 ポイント |
20 ポイント |
13.0 |
認可されている専門領域で、100%専門的に行っている出版物を著作する |
20 ポイント |
40 ポイント |
14.0 |
認可されている専門領域で専門的に行っていないが、それを含んでいる、著作物に対して、危機管理を専門に著している出版物の章を著作する
#13.0とは異なる |
5 ポイント |
20 ポイント |
15.0 |
認可されている専門領域で、100%専門的に行っている記事やビデオ(その他のメディア)を作成する |
5 ポイント |
20 ポイント |
17.0 |
DRIのオフィスの要請で、DRIIに対して仕事をするか、資料を作る |
委託ベース |
制限なし |
18.0 |
認可されている専門領域で、100%専門的に行っている組織で、リーダに選出、或は指名され、そのポジションに就いている
各組織別にポイントは毎年得られる |
||
18.1 |
国内或は国際的な組織 |
5 ポイント |
20 ポイント |
18.2 |
地域の組織 |
4 ポイント |
16 ポイント |
18.3 |
地方組織 |
3 ポイント |
12 ポイント |
20.0 |
会社全体の、或は組織全体の災害対応、緊急対応に関する演習の運営や管理、監査に参加する |
10 ポイント |
60 ポイント |
CEAP #
|
活動 (ACTIVITY)
|
行事や活動 ごとに対する ポイント |
2年間当たり 最大の ポイント |
21.0 |
事業継続計画を余儀なく発動する実際の事象で、全社的、または組織全体の災害復旧や緊急対応に関する運営や管理、監査に参加する |
15
ポイント |
60 ポイント |
22.0 |
会社全体または組織を巻き込まない、部門やグループに対する、シナリオベースの災害復旧や緊急対応の演習に関する運営や管理、監査に参加する |
1 ポイント |
60 ポイント |
23.0 |
もとの状態に復元する活動を含め、災害対応のボランティア活動を行う |
各時間当たり 1ポイント |
16 ポイント |
24.0 |
災害復旧や緊急対応能力を構築する為に、他の組織(政府やNGO)を支援するボランティア活動を行う |
各時間当たり 1ポイント |
16 ポイント |
25.0 |
認可されている専門領域で、災害復旧や緊急対応のクラスで教える (DRIIのコースも含む) |
合計8時間 当たり 10ポイント |
80 ポイント |
26.0 |
認可されている専門領域で、災害復旧や緊急対応に関するコースに出席し完了する |
各時間当たり 1ポイント |
80 ポイント |
27.0 |
リスク緩和に関する提案を含め、DRIIで認めている手法を使用して、現場(社内、社外)のリスク分析や評価(監査を含む)の達成に参加、或はマネージする |
8 ポイント |
32 ポイント |
28.0 |
リスク分析や評価の結果を活用して、会社の資産を保護するためのコントロールを、うまく設置或は導入(或は監査)する活動に参加、或はマネージする |
2 ポイント |
6 ポイント |
29.0 |
DRIIが容認している手法(データベースツール、インタビュープロセス、アンケート、またはワークショップなど)を使って、包括的なビジネス影響分析の活動達成(または監査)に参加、或はマネージする |
16 ポイント |
32 ポイント |
30.0 |
DRIIが容認している手法を活用して、文書化された事業継続戦略(社内・外、或はビジネス/IT)の活動達成(または監査)に参加、或はマネージする |
6 ポイント |
12 ポイント |
31.0 |
インシデント・マネジメント・チームに対する包括的な資料を含め、社内外の顧客に対する緊急対応計画の活動達成(または監査)に参加、或はマネージする |
6 ポイント |
12 ポイント |
32.0 |
会社や組織(社内外)に対する事業継続計画、或はパンデミック準備計画の活動達成(または監査)に参加、或はマネージする |
10 ポイント |
40 ポイント |
CEAP #
|
活動 (ACTIVITY)
|
行事や活動 ごとに対する ポイント |
2年間当たり 最大の ポイント |
33.0 |
ビジネス継続、災害復旧、或は緊急対応に関する啓発や研修クラスの開発活動の達成(または監査)に参加、或はマネージする |
6 ポイント |
12 ポイント |
34.0 |
計画を維持するモニタリングシステム、計画が完成していることを保証する活動の基準、最新に維持する為のプロセスや、管理機能に対して使われるツールの検証を含め、不慮の事故に対する計画を維持していくスケジュールの達成(または監査)に参加、或はマネージする |
6 ポイント |
12 ポイント |
35.0 |
公共との関係や危機広報計画の開発や改定の達成 (または監査)に参加、或はマネージする |
4 ポイント |
16 ポイント |
36.0 |
インシデント・コマンド・システムを使用する、公共機関との接点に対する計画の、開発の達成(または監査)に参加、或はマネージする |
4 ポイント |
16 ポイント |
37.0 |
DRIIのマスターレベル(例:MBCP)の格付け |
10 ポイント |
20 ポイント |
38.0 |
認可されている専門領域で、100%専門的に行っているプリント、或は電子雑誌を購読する
購読のポイントは毎年得られる |
1 ポイント |
6 ポイント |
39.0 |
認証された事業継続計画、例えば、その国独特の基準、或はISO22301国際基準の実施の完成(或は監査)に参加、或は管理する |
10 ポイント |
20 ポイント |
認証された事業継続計画、例えば、その国独特の基準、或はISO22301国際基準の実施の完成(或は監査)に参加、或は管理する |
10 ポイント |
20 ポイント |
再認定基準
現在 CFCP 或は CBCP を持たれている方で、来年以降の認定審査ポイントは2年に渡って80ポイント必要になります。この2年間でどのような活動をされたかで取れるポイントが変わってきます。ご依頼によりお送りする CEAP 表の右側に、各項目当たり空欄になってますので、そこに活動の概要を記して、同時にポイント数も記入してください。その合計が2年で80ポイント以上必要になります。